NASA、火星へ新型探査機打ち上げへ

 アメリカ航空宇宙局(NASA)の発表によると、新型無人探査機「インサイト」を2016年3月、火星に向けて打ち上げるそうです。

 インサイトは深さ5メートルの穴を掘る機能を備えており、NASAの計画によると、掘削用ドリルや地震計、温度計等を搭載して火星に着陸。火星が形成された過程や、地球との違いが生じた理由などを解明するため、地下の内部構造を調査すると言う事です。

 今月5日(日本時間6日)には、無人探査車の「キュリオシティ」が火星への着陸に成功し、生命の痕跡を求めて探査を開始しています。

 まるでホンダのハイブリッド車のような名前です、新型無人探査機。この調査で内部構造を調べて、地下資源の有無なども調査するのでしょう。地球上の資源は先が見えていますし、資源のある国の多くは政情不安で様々なリスクを抱えています。その点、無人どころか生物の存在しない火星ならば、環境問題の心配も必要ありません。

 問題はコストで、採掘のための設備などを火星に送り込み、実際に採掘された資源を地球に送るだけでも大変なコストになってしまうので、10年とか20年で実現する話でもありません。100年後とか200年後のための基礎調査と言う事でしょう。

熱中症搬送、7月としては最多

 総務省消防庁が17日に発表した7月の熱中症による救急搬送状況によると、全国で搬送されたのは、2万1082人だったそうです。

 前年同月の1万7963人を約17%上回る数字で、同庁が2008年に統計を取り始めて以降、7月としては最多であり、月別で見ると、2010年8月に記録した2万8448人に次ぐ数字でした。

 年齢別で見ると、65歳以上が9531人で、全体の4割強を占めています。また都道府県別では、愛知県が1483人で最多。以下埼玉県1459人、東京都1433人と続くなど大都市圏で多くなる傾向がありますが、これはヒートアイランド現象によるものでしょうか。

 とにかくこの夏は猛暑です。おまけに原子力発電所の停止に伴う電力不足対策のために節電が呼びかけられており、エアコンの使用を控える家庭も多いようで、それが熱中症患者の急増に拍車をかけています。原発の安全性も大切ですが、そのために熱中症患者が急増して死者まで出ていたのでは意味がありません。夏限定で稼働するとか、何らかの対策が必要と思われます。

アメリカで豚インフル感染者急増

 アメリカ疾病対策センター(CDC)の9日発表によると、アメリカ国内で新型豚インフルエンザのウイルス感染者が急激に増えているそうです。

 新型のウィルスは「H3N2変異型」で、感染者数は7月から昨日の時点で145人。3日の時点では16人だったと言う事ですから、1週間足らずで感染者数が9倍に急増したことになります。しかも、CDCによれば今後も増える見通しだというのです。

 感染者が多いのは113人のインディアナ州と30人のオハイオ州。145人中2人が入院しましたが、既に2人とも退院しており、現時点で死者は出ていません。

 このウイルスんも遺伝子を調べたところ、2009年に大流行したH1N1型の遺伝子の一部が混ざっているそうです。人間から人間への感染はまだ限定的ですが、今後感染しやすく変異する可能性があり、CDCは警戒しています。

 豚と直接接触しなければ感染しない、人から人への感染がない間はそれほど心配ないでしょう。しかし、一度人から人への感染が始まったら、それこそあっという間に世界的な乾癬が始まるのは目に見えています。その時には映画の世界が現実になるのです。